オーソドックスだが確実な「読解力を身につける方法」を考えてみる。

読解力を身につける方法:アルファルファモザイク
http://alfalfa.livedoor.biz/archives/51443219.html
沢山読めばいいとか短期記憶だとかもちろん大事だが、
「読解力が足りない」って思ってる場合は大体は
「勉強の障害」にぶちあたってる場合が多い。
要は
・誤解語
・マス(対象物それ自体や具体的なイメージ)がないこと
・段階の飛び越し
であり、詳しくは「学び方がわかる本」でぐぐるamazonってもらうのが一番。
小学生低学年向けだが「分からない」という事に対して
ここまで「分かりやすく」書いた本はなかなか無いと思うので大人が読んでも面白い。
「分からない」を「分からない状態」の人向けに「分かりやすく」書いた為に
あまりに分かり易すぎてamazonのレビューは結構辛辣に書かれているけど……
あとトムの所為な。


勉強全般に対して書かれた本だが、読解力というのは全ての勉強の根底なので
読解力に対しても有効だろう。
これを読んだ上で小学生向けの名著や指定図書を学年の下から順に読んでいくのがいいと思う。


ブックオフに行って100円コーナーで児童書を漁れば「青い鳥文庫」とかで
名前くらい聞いたことあるけど読んだことないなぁって本が沢山あると思うので
各学年1、2冊くらいのペースで購入して読む。
そして上記3つの障害に注意しつつ「分からない」と思ったら「よく分かった」と思えていたページから
もう一度チャレンジしていけば、どこから分からなくなったのかが先ず分かる。
分からない部分を辞書で確認するなり、マスを作るなり、またはさらに前のページに戻るなりして
分かるように試行錯誤していけば、よほど悪文でない限り「読んで」「解する」「力」は飛躍的に伸びる。


この手順が身についてからが「沢山読めばいい」段階。
短期記憶も特別な訓練をする必要はないと思う。
この分からなくなったら分かる部分から読めばいいんだ
ってのを幾度となくやっていくと覚えなければならない部分を
読む回数は自然と増え、インプットの回数が増えれば記憶は固定され、
繰り返すことにより無意識が分担する作業が増えてきて、要点を覚える力は付く。
東方も最初はeasyの弾を避けるのも必死だったのが
無意識に色んな情報を捌けるようになって2ヶ月もするとnormalをテレビ見ながらとか
やってたりするようなもんだ。


とにかく
・分からなくなったら分かる部分に戻る
・前後の意味を辞書や辞典で面倒くさがらず確認する
・マスがある状態にする


あと小学生向けでつまらないのは最もだと思うが、小学生向け→中学生向け→高校生向けとやらないと
果たしてどの段階で「読解力が足りない」状態なのか分析できない。
その飛び越してきた結果が「読んでも分からない」状態を現在生んでしまっている。
ってわけで悩んでいるならまずは「学び方がわかる本」はお勧め。
お勧め過ぎてアソシエイトは貼らない。